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【インタビュー】保険会社に聞く!ネオファースト生命の強みとは?

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保険とみらい編集部によるインタビュー、第2弾!
この記事では、ユーザーの立場からは見えない保険商品開発の裏側やそこに込められた思い、専門家目線での意見などを取材していきます。

今回訪問したのは、幅広い商品ラインナップを誇るネオファースト生命保険株式会社。CX保障開発部の後藤さんに、保険の特長や今後の目標など、ここでしか聞けない貴重なお話を伺ってきました。

【今回お話を伺ったのは】

後藤 泰輔 様

ネオファースト生命保険株式会社
CX保障開発部 CX保障開発課ラインマネジャー
目次
簾谷 志貴
簾谷 志貴インターグ株式会社 保険事業部
専門・得意分野
保険全般

大学卒業後、外資系生命保険会社に入社。2019年に独立しコンサルティング会社設立。生命保険会社時代は保険代理店営業に従事し、販売手法、新規市場開拓で実績を積む。独立後は様々な企業のコンサルティングを行いつつ、保険募集人としても活躍。

保険とみらい編集部
保険とみらい編集部

「すべての人が保険の悩みや将来の不安から解放され、人生を活き活きと生きられるよう、そのお手伝いをする」
この言葉をミッションに、保険とみらい編集部は、難しい保険の情報を、どこよりも「わかりやすく」「新しく正確で」「網羅的に」お届けします。

保険会社としての強み

ネオファースト生命にて、会社ロゴを前に笑顔で写真撮影に応じていただいた後藤さん

■保険とみらい編集部
後藤さん、本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、貴社の保険会社としての強みを詳しく教えていただけますか?

■後藤さん

はい。最大の強みは特約を含め豊富な医療保険・特定疾病保険のラインナップを持っていることですね。私たちネオファースト生命は、2014年に設立されました。第一生命グループに属する会社で、特に第三分野保険商品に特化しています。保険大手企業と比較すると小規模ではありますが、その分、お客さま一人ひとりの状況に合わせた柔軟で迅速な対応を可能にしています。

お客さまが直面するリスクは本当に様々ですから、がんや三大疾病の診断給付金、あるいは治療保障など、ケースに合わせた細やかな保障が大事だと考えています。

■保険とみらい編集部
幅広い選択肢が強みという事ですね。ちなみに、保険における第一分野、第二分野、第三分野とはどういうことですか?

■後藤さん

第一分野は死亡保険や生存保険、つまり、人が亡くなった場合や生きている場合に給付金が支払われるタイプの保険です。第二分野は損害保険に該当します。第三分野は入院や手術、疾病に関する保険が多く、私たちが特に力を入れている分野になります。

■保険とみらい編集部
なるほど。ネオファースト生命さんは第三分野に強いのですね!

商品の特長と開発に込めた思い

商品特長について語る後藤さん

■保険とみらい編集部
ネオファースト生命さんの公式サイトを拝見しましたが、おっしゃる通り保険商品のラインナップが豊富ですよね。「病気・ケガによる入院に備えたい」「がん・三大疾病・生活習慣病に備えたい」――他にも幅広い選択肢があり、その数には驚きました。

■後藤さん

はい。先にも述べたように、当社の保険商品は、顧客の多様なニーズに対応するために幅広いラインナップを取り揃えています。なるべくどんな方にも抜け漏れがないように、と日々考えて商品をつくっているんです。

例えば当社の医療保険(無解約返戻金型終身医療保険)では、病気・ケガによる入院に対する保障が基本ですが、疾病に罹患した際の状況はさまざまです。入院日数に応じた給付金やまとまった一時金など、お客さまが実際に必要とするサポートを幅広く想定して提供することに力を入れています。

また、がん保険(無解約返戻金型終身がん保険)では、先進医療や新しい治療方法に対応した保障を設け、現代の医療環境の変化にも対応しています。医療の業界の進歩は早く、新しい治療法が出るなど常に変化が起こっているんです。その変化に対応できるよう、私たちは情報のキャッチアップを絶やさず、お客さま一人ひとりの状況に応える商品開発を心掛けています。
※保障内容の詳細については、パンフレットなどをご確認ください。(保険とみらい掲載のネオファースト生命商品一覧

■保険とみらい編集部
常に情報のアップデートを欠かさないからこそ、豊富なラインナップが実現できるのですね!

保険会社の企画開発担当、そのお仕事とは?

■保険とみらい編集部
後藤さんのお仕事について、教えていただけますか?保険商品を企画開発するとき、具体的にどんなことをしているのでしょうか?

■後藤さん

これはまず、市場調査から始めます。たとえば、お客さまがどういった保障を必要としているかを、患者数や人口動態等のマクロ的な視点から分析したり、他社の保険商品を調査し、「うちにはないけどニーズがある保障」を探したり……といった形ですね。既に取り扱われていて評判がいい商品がある場合は、うちで創るとしたらどのようにすべきか等を検討します。

ただこの場合でも、他社に追随するだけではなく、うちならではのオリジナリティをどう出すか、その点が非常に重要です。新しい保障のアイデアが出たら、まずは「その保障が何のためにあるのか?」「どんなニーズに応えるのか?」をはっきりさせます。それから、関連部門と相談しながら、具体的な商品設計を進めて……その後、準備が整ったら当局の審査を受けて、実際に商品を市場に出す準備を進めます。

■保険とみらい編集部
新しい保障を検討する際、どうやって情報収集しているんですか?

■後藤さん

最新の医療情報やトレンドをネットや新聞記事から収集しています。例えば、最近では外来治療の保障が注目されていますね。その上で、現在の保険商品ではカバーされていないが、必要とされる新しい治療法などがないかを探します。実際の治療法についてはドクターの意見を聞くことが多いですね。また、社内外の関連部門や医療機関との情報交換も積極的に行い、最新の医療情報を取り入れながら商品開発を進めていますね。

■保険とみらい編集部
どんなところに難しさを感じますか?

■後藤さん

保険は偶発性を担保しなければならないので、新しい治療法を保険でカバーする際に、どのような仕組みとするかの判断が非常に難しいです。例えば、がん保険では、診断後すぐに保障を開始すると、保険の成り立ちに問題が生じる可能性があります。そこで、待機期間を設けるなどして、偶発性を担保しています。

私たちは常にユーザーの立場に立って、必要とされる保障を提供したいと考えています。そのためには医療の進歩や社会情勢の変化に柔軟に対応できる商品を開発しなければなりませんから、日々の情報収集と、社内外の関係者とのコミュニケーションは不可欠ですね。

業界のトレンドから見る、ネオファースト生命の命題

ネオファーストの見据える命題について語る後藤さん

■保険とみらい編集部
保険業界のトレンドについて、教えていただけますか?

■後藤さん

中長期的な視点になりますが、入院期間が短くなっている点が大きな変化ですね。かつての医療保険は、「5日以上の入院が必要だった場合に保障を提供するもの」が主流でした。しかし、入院期間の短期化につれて、1日以上入院するだけで日額保障を受けられるようになり、さらに進化して、初日からまとまった金額を受け取れる商品も登場しました。

つまり、医療の変化に伴って、保険業界も変化してきたわけですね。

また近年では、健康保険が適用される治療だけでなく、先進医療のような「保険適用外の治療」を受けたいという患者さんが増えています。特にがん治療では治療方法が多様化しているため、これに対応する保険商品の開発が必要になってきました。こうしたトレンドは、私たちが提供する商品やサービスに大きな影響を与えていますね。

総合すると、「お客さまのニーズに応えるために、保険商品をどのように進化させていくか?」が命題となっています。

今後の展望について

■保険とみらい編集部
後藤さん、貴社の今後の展望や目標について教えていただけますか?

■後藤さん

「業界・情勢における変化に柔軟に対応できる商品開発」というのは先ほど申し上げた通りですが、中でも、デジタル化の進展は避けられない流れであり、これに適応できるように常に努力しています。例えば、インターネットを通じた保険商品の提供などがありますが、それだけでは不十分です。私たちは、商品自体が消費者にとって理解しやすいものでなければならないと考えていますから、デジタル化も含めた保険商品のシンプル化とわかりやすさの追求を目標としています。

また、近年は社会情勢の変化に伴い、健康寿命と平均寿命の乖離という社会的課題に注目が集まっています。これに対応するため、保険の役割も変わってきています。以前は主に死亡保険が中心でしたが、今では早期の段階で治療を受け、健康な生活を送ってもらうことに焦点を当てています。この変化は、早期に給付金を支払い、治療を受けることができるようにすることで、結果として健康で充実した人生を送ることを支援することにつながります。

■保険とみらい編集部
それは保険加入者へはどのようなメリットがありますか?

■後藤さん

お客さまにとっては、保険が単にリスクをカバーするだけでなく、健康への投資としての価値を持つようになるという大きなメリットがあります。我々は「保険で健康になろう」というスローガンを掲げ、保険を通じて健康増進を図ることで、顧客がより長く、より健康に生活できるよう支援しています。これは、保険が直面している社会的課題に対する私たちの解決策であり、顧客の生活の質の向上に貢献するものです。

このように、私たちは保険業界の伝統的な枠組みを超え、技術革新と社会的責任を果たすために、常に進化し続ける必要があると考えています。デジタル化の推進商品のシンプル化と理解の容易さの追求、そして健康寿命の延伸これらの要素がすべて、私たちが目指す未来のビジョンの一部になっているのです。

保険加入を検討されている方へのメッセージ

ネオファーストインタビュー_④

■保険とみらい編集部
保険加入を検討している方々に向けて、後藤さんから何かメッセージはありますか?

■後藤さん

はい。保険加入をお考えの方には、「自分がどのようなリスクを感じているのか」をぜひ一度考え、明確にしてみてほしいです。

万人に合う保険というものはありません。保険料の払い込み期間や保険期間も、自分のライフスタイルや将来の計画に合わせて検討する必要がありますし、人によっては、一生涯の保障が必ずしも最適とは限りません。つまり、自分の感じるリスクに対して、最適なプランを見つけることが大事なんです。

自分で保険について考え、必要な保障を整理した上で、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。情報をある程度理解している状態で専門家に相談することで、より具体的で役立つアドバイスを得られるはずです。難しいと感じる部分もあるかもしれませんが、自分で情報を整理し、積極的に学ぶことで、保険選びがよりスムーズになります。

プライベートについてお伺い

後藤さんのプライベートでの趣味の一つだというアクアリウム。水槽とセットで映る後藤さん

■保険とみらい編集部
後藤さん、最後に個人的な話を聞かせてください。趣味などについて教えてください。

■後藤さん

実は、趣味が生活の大きな部分を占めていて、仕事をする上での大きな動機の一つにもなっています。特に音楽、楽器演奏が大好きで、ベースとピアノを弾いていますね。学生時代から音楽をやっていまして、もともとはギターから始めたのですが、自分にはベースの方が合っていると感じ、そちらに変更したんです。現在も、会社の軽音楽部に所属しています(笑)。演奏を通じて得られる集中力は、仕事にも非常に役立っていると思いますよ。

また、音楽以外の趣味としては、自然や生物です。昔から興味が尽きなくて……大学時代には岩石研究をしており、現在も週末は生物飼育に多くの時間を費やしています。土曜日の午前中は基本的に生物飼育のための時間として、飼育ケージのメンテナンスなどを行っています。

■保険とみらい編集部
趣味へ没頭できるお時間があると、すごくリフレッシュできそうですね!

■後藤さん

そうなんですよ。日々の忙しさから離れてリフレッシュすることは非常に重要だなと思っています。土曜午前の飼育ケージメンテナンスは、一週間の疲れを癒やし、新たな活力を得るための大切な時間だと感じています。また、仕事のパフォーマンス向上にも直結しているとも思いますね。趣味と仕事のバランスは今後も大切にして、いいパフォーマンスを発揮していきたいと思います。

まとめ

ここまでお読みいただいた皆様ありがとうございました!

このインタビューを通じて、ネオファースト生命保険株式会社が顧客のニーズに応え、保険業界の変化に柔軟に対応する姿勢を見ることができました。
「自分がどのようなリスクを感じているのか」をぜひ一度考えてみてほしい、このお言葉が印象に残りました。自分の感じるリスクを明確にし、そこに対して備える。豊富な商品ラインナップを見ると迷ってしまう人もいるかもしれませんが、まずはそこを考えてみるところから始めれば良いのですね!

みなさまの保険選びにおいて、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

⇒ネオファースト生命の保険商品を見る

B24N1003(2024.4.16)

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簾谷 志貴
簾谷 志貴インターグ株式会社 保険事業部
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大学卒業後、外資系生命保険会社に入社。2019年に独立しコンサルティング会社設立。生命保険会社時代は保険代理店営業に従事し、販売手法、新規市場開拓で実績を積む。独立後は様々な企業のコンサルティングを行いつつ、保険募集人としても活躍。

保険とみらい編集部
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